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「人生の目的は何ですか?」

人生の目的を問うのは「なぜ自分がこの世界にいるのか?」「自分とは何か?」に対して、はっきりとした答えを見出せないためです。人類三千年の歴史を経ても、どの学問分野でもこの状況は変わっていません。

しかし、前者について、2020年代に入り、最先端科学がこれまでにない全く新しい世界像を提示し、状況に新たな進展が見られています。特に、私達の文明社会を近代から現代にいたる300年間を強力に導き、世界観の拠り所としていたニュートン力学的合理主義が根底から覆されたことで、様々な学問分野に強烈なインパクトを与えています。その核心的描像が“一体的世界像”といわれるものです。

これはとても重要なパラダイムシフトです。世界のあり様がニュートン力学が示す通り、客体として分離されたものなら、“自分”は世界とは独立した存在であり、近年の情報科学や脳科学が示す通り、“自我”や“自由意志”は存在しないことになります。ところが、“一体的世界像”の下では、“自分”の本質には世界の特性が宿っているという、日本人には馴染みの人間像に帰着します。例えば「一切衆生に仏性が宿る」という仏教的世界観や、「一切の事物に神が宿る」というアニミズム的世界観です。つまり、本当の“自分”とは、日常レベルで実感する“自我”とは別に、より深い普遍的レベルの実体を伴っているということです。

このように最先端科学は、従来では、答えを見出せなかった「自分とは何か?」について一つの描像を与えてくれます。この“自分”とは何か?に答えられれば「人生の目的は何か?」という問いの答えも、自ずと導き出されます。

人生の目的とは“生きる理由”、簡単に言えば“生き甲斐”のことです。そして、人生を通して求められるものなので、それは深いレベルで自分の本性を満たすものでなければなりません。マズローの欲求5段階説では、それは食欲や社会的成功欲より、もっと深い“自己実現”の欲求だとされています。

それは、自分なりの幸せを実現し、自分がなすべきことを見出し、そこに、生命エネルギーを燃やし切ることです。その実現の先に「ああ、自分がやるべきことはすべてやった。もう満足、何も思い残すことはない」という境涯が開けてきます。

ただし、この境涯に至るためには、深い世界観で人生の目的を自覚し、自分なりの幸せと自分のなすべきことを見出す“集中”が不可欠です。本カリキュラムでは、そのお手伝いをマンツーマンで実施します。
 
2025年06月06日 14:40